MNP予約番号の取得は簡単…だが色々と面倒くさかった!
格安スマホへのMNPは決して難しいものではないが、簡単でもない。
その手順を列挙すると以下のようになる。
①更新月の確認
↓
②MNP予約番号を取得
↓
③MVNOとの契約
↓
④新しいスマホの初期設定
ここでは、ソフトバンクとの契約解除までに行う①と②の流れについてご報告したい。
更新月の確認…これが意外とメンドーだった!
メガキャリアからMNPをするなら、「更新月」と呼ばれる期間に行うのが最も経済的だ。
「(契約)更新月」とは、忌々しい2年契約(2年縛り)から解放される日(インディペンデンス・デイ)から2ヶ月間のことであり、この期間は「解約手数料」が発生しないのだ。
そのため、経済的にMNPを行うことができる。
ちなみに、この「(契約)更新月」は以前は1ヵ月という設定であった。
しかし、ユーザーからのクレームなどがあったのだろう、2016年から2ヶ月となっている。
つまり、MNPへの第一歩は、この「更新月」がいつからかを知ることなのだ!
そして、筆者はそれをたまたま知り、今回のMNP大計画の決行を決心したのだぁぁ!
「更新月」、実はメガキャリアの中でソフトバンクだけ設定がややこしい…らしい
筆者はたまたま知ったわけだが、この「更新月」はマイソフトバンクの「契約確認」から調べることができる。
出典:https://dekiru.net/article/14487/
上の写真を見て、「あれ?」と思った方は、きっとドコモかauのユーザーではないだろうか。
docomo(ドコモ)とauは、更新月は必ず月初(1日)から始まるらしい。
しかし、筆者の場合は「7月11日~」となっている。
そう、実はメガキャリア三社の中で、ソフトバンクだけが毎月の契約の締め日が3パターンもあるのだ!
詳しくは以下のページを見ていただきたいが、なんともメンドーな会社だ。
ヤレヤレ。
■ソフトバンクの請求締め日はいつですか? | モバイル(FAQ) | サポート | ソフトバンク
http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=11511&id=11511
ちょっと待て、締め日直後に解約するとすげぇ損をしないかぃ?
このサイトのTOPページで、思いっきり「7月11日がメガキャリアからのインディペンデンス・デイだ!」と高らかに宣言をしていたのだが、「更新月」とある情報を知り、それが間違いであることに気付いたのだ…。
【ある情報】とは何か?
それは、「更新月」の1ヵ月目の契約はほとんどの場合日割りをしてもらえない、ということだ!
これ重要!
MNP予約番号の取得方法…最初の関門は「いかに後ろ髪を引かれないか」
いつ乗り換え(MNP)を断行すればいいのか…の前に、②の「MNP予約番号を取得」についてご説明しよう。
まずは、以下のソフトバンクのMNPページを見ていただきたい。
出典:https://www.softbank.jp/mobile/support/cancellation/mnp/
一行目には
この度は、お客さまにご満足いただけるサービスを提供できず、申し訳ございません。
の文字が!
なんだろう、この罪悪感を湧き起こさせる文面は。
まさに後ろ髪を引かれる気分。
この期に及んで、ユーザーにMNPを思いとどまらせようという作戦なのだろうか。
やはり少しだけ心が痛む。チクチクする。
恐るべし、メガキャリア。
見事な戦略だ。
だが、しかし。
ここで怯んではいけない。
「見限られた貴社に問題があるのだ!」という強い気持ちで先に進もう。
なぜなら、ページをスクロールすると、「転出するなら手数料を払え」とのメッセージが登場するのだ。
まさに、メガキャリアの洗礼。
「契約月に解約すれば、9500円の【解約手数料】は免除してやるが、【転出手数料】は払え!」
と一気に態度を豹変させるのだ。
恐るべし、メガキャリア。
ヤレヤレだ。
実録! MNP予約番号取得にも幾多の困難が!
既出のように、MNP予約番号は以下の3つの方法で入手することが可能だ。
- 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口
- My SoftBank(3G ケータイ版のみ)
- ソフトバンクショップ
ただ、ほとんどのユーザーは一番上の「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口」をチョイスすることになる。
番号は以下の通りだ。
(ソフトバンク携帯電話から)*5533
あるいは
フリーコール 0800-100-5533(無料)
音声ガイダンスに従って「MNP番号取得」であることを「1」を押すことで表明。
すると「どこのキャリアに乗り換える予定なんですか?」という質問が!
なんと未練がましいことか。
「そんなことだからMNPされるのだ! スパッと番号を渡しやがれ」
「そもそも、乗り換え先を貴社に報告する義務はないだろう」
と軽く憤慨しながら「5」の「未定」をプッシュ。
やっとオペレーターさんに繋いでもらうことができた。
「オペレーターさんからもさらなる情に訴えるような引き留め工作があるのでは…」と身構えていたのだが、そこからはスムーズに発行してもらうことができた。
ふー、ヤレヤレだ。
なんと! MNP予約番号には有効期限があるのだ!
MNP予約番号にはさらなるトラップが仕掛けられていた。
なんと、ご丁寧に15日間という有効期限が設けられているのだ。
さらに、あるサイトによると、
「MNP予約番号発行」=「もうすぐ辞める人」扱いになってしまいプラン変更や個別にオプション解約を受けつけないことがあるようです。
出典:http://xn--mineo-ul0m274m.seesaa.net/article/443893969.html?seesaa_related=category
とのこと。
うーん。
これが本当ならば、あまりにも姑息だぞ、メガキャリア!
ヤレヤレだ。
で、いつMNPをすればいい?
兎に角、乗り換えに必要な「MNP予約番号」入手までに紆余曲折があるわけだが、ここへきて最大の問題が浮上してきた。
その問題は本題である「いつMNPを断行するか」ということに大きく影響することであった。
当初、筆者は「2年縛り」の最終日である7月10日の翌日、7月11日がMNPに最適の日と考えていた。
しかし、それは大きな間違いだった。
7月11日から翌月分の契約がスタートしてしまうからだ。
しかも、筆者が契約している【スマ放題】は日割り計算をしてもらえないのだ。
ガーン。
出典:http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=84254&id=84254
つまり、MNPを断行すべきは、「更新月」1ヶ月目の最終日がもっともお得ということになる。
7月11日から「更新月」が始まっているというのに、その最初の1ヵ月はソフトバンクとの契約を継続しなければいけないということだ。
そりゃぁ、「更新月を1ヵ月から2ヶ月に伸ばせ」という声が挙がるのも無理はない。
「更新月」が1ヶ月の頃は、その最終日1回しかチャンスがないのだから。
なんとも自分勝手な制度を設けるものだ。
ヤレヤレ…。
まとめ
あるサイトではこう記されていた。
各社、契約更新月でユーザーを手放したくないので、もやもやっとした解説ページしか準備してないのには笑えてきます。ショップに乗り込んで個別に確認するのが一番手っ取り早いという話でもあります。
出典:http://www.kosodatedou.com/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E7%AF%80%E7%B4%84%E8%A1%93/mnp-kousintsuki/
メガキャリアから格安スマホへのMNPは「ヤレヤレ」の連続だ。
出典:LINE、メールに使えるレス画像【漫画・ジョジョの奇妙な冒険】(https://matome.naver.jp/odai/2137027163758421101)